矯正歯科

「矯正って、歯並びを良くする治療でしょ?」

あなたは、そう思っていませんか?  半分は正しいですが、半分は間違いです。

キレイな歯並びの人はとても魅力的に映るのは確かです。
また、歯並びを良くして見栄えを美しくすることも、矯正治療の目的の一つです。
しかし、それ以上に重要なのが“噛み合わせ”です。

なぜなら、人間は食物を歯で噛むことで生命を維持しているからです。 普段の生活であまり意識することはありませんが、お口の中は胃や腸と同じ“消化器官”の役割を果たします。
これが正常に作用するためには、きちんとした噛み合わせが不可欠なのです。

つまり、矯正治療とは、見た目の美しさを追求するだけではなく、お口の本来の機能を改善するための治療でもあるのです。

あなたの“矯正治療のゴール”は明確でしょうか?

当医院にお越しの患者さんの中には、他医院で矯正治療をされたにもかかわらず理想と違う、または治療の経過に疑問を感じ、ご相談に来られた方も少なくありません。

医師からの事前説明があり、患者さんと同意した上で矯正治療が進んでいるハズ。
にもかかわらず、このようなご相談が後を絶たないのはなぜでしょうか。

矯正治療に失敗してしまう最大の原因は、“現在地とゴール設定が曖昧であること”。
そして、患者さんと医師とでその“ゴールを共有できていないこと”に起因します。

ほとんどの患者さんが、矯正治療に対して断片的な知識やイメージ例えば「治療が大変」、「期間とお金がかかる」などの域を脱し得ません。

一方、医師の方は専門家であるが故に、「医学的に理想の治療」を提供したいと考えます。
もちろんそれはプロとして大切なことではありますが、知識の乏しい患者さんにとっては、時に「望んでもいない治療を押し付けられた」と誤解を招いてしまいかねません。

このようなことがないよう、最初に矯正治療のゴールを明確にすることが、後の治療をスムーズに進める上で非常に重要になってくるのです。

では、矯正治療のゴール設定とはどのような考えで行うのでしょうか。それには、前述した通り、「見た目の美しさ」と「噛み合わせ」の2つの軸で考える必要があります。これを図にすると、下記のようなイメージになります。

図1

これらの判断基準を元にあなたのお口の状態の現在地を理解し、矯正治療によって実現したい方向性について、診断やカウンセリングを通じて共有していきます。

  • ・見栄えの良さばかりに引っ張られて、機能が疎かになってしまう。
  • ・期間や費用ばかりがかかって、ゴールが見えない。

そんな状態に陥らないためにも、当医院では診断力とカウンセリングによる患者さんとの意思統一を大切に考えています。

なぜ、医院によって矯正治療費にバラつきがあるのか?

矯正治療には保険が適用されません。
また、治療に対する考え方や治療方法、使用する器具にも違いがあるため、治療費の算出はそれぞれの医院の裁量に委ねられています。

一般的に矯正治療の費用は次の3つによって影響を受けます。

  • その1.患者さんの状態患者さんのお口の状態によって選ぶ治療法や難易度が異なります。すると当然ながら治療期間や費用にも影響を及ぼします。
  • その2.目指すゴール医師である以上、患者さんに最高の治療を提供することを第一に考えておりますが、とは言え全ての患者さんが医師が理想だと考える治療を受けたいとは限りません。
    患者さんがご自身のお口の現在地をしっかり理解されることはもちろんですが、どの状態をご希望なれるかによってゴール地点が変わります。それに応じて、治療法や完治までの期間に差が生じます。
  • その3.矯正器具の選択治療時に用いる器具によっても、治療費は影響を受けます。当医院では主に次の装置を推奨しています。(患者さんの症状に応じて他の装置もご提案いたします、お気軽にお問い合わせ下さい)
    マルチブラケット(金属)
    マルチブラケットは金属製のブラケット(四角のチップ)を直接歯に接着させ、真ん中の溝に金属ワイヤーを通すものです。ブラケットが金属なので見た目は少し目立ちますが、丈夫なので治療の効果は最も期待でき、一般的に良く使われる(よって費用も抑えられる)装置です。
    マルチブラケット(セラミック・プラスティック)
    ブラケットがセラミックやプラスチック製で、半透明や白なので目立たないという利点があります。一方、金属に比べ壊れやすく歯の移動に少し時間がかかるため、症状によってはできない人もいます。また、器具の価格も金属より高くなります。

お口の状態が全く同一の人はいません。100人いれば100通りの治療計画が存在しますので、ここでは一般論をお伝えすることしかできません。

まずご相談いただき、あなた自身の現在地と理想のゴールを明確にすることから始めていきましょう。

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